精製水を利用した自作の保湿化粧水の作り方をご紹介

精製水を利用した保湿化粧水の作り方について、ご紹介します。作り方は非常に簡単で、精製水100mlに対してグリセリンを小さじ2分の1程度入れるだけです。グリセリンの量を多めにするとしっとりタイプの化粧水となり、少なめにするとさっぱりタイプの化粧水となります。精製水とグリセリンは、ドラッグストアや薬局で購入することができます。

 

基本の化粧水の作り方は、空き容器に精製水100mlとグリセリン2分の1程度を入れて、容器を振って混ぜ合わせるだけなのですが、さらに精油を基本化粧水の中にプラスすることによって、肌の悩みに合わせた化粧水を手作りすることができます。例えば、アンチエイジング効果を期待する場合には、保湿効果の高いローズの精油を1滴加えるようにします。ニキビ対策としては、ラベンダーの精油を3滴ほど加えるようにします。ラベンダーには、抗炎症・抗菌作用があります。

 

そのほかの精油(アロマ)に関しては、ティートゥリーは花粉症やニキビに効果がありますし、ローズウッドは風邪の予防効果があり、肌の若返りも期待することができます。前述しましたラベンダーには、頭痛にも効果があり日焼け対策にもなります。

 

簡単に自分のこだわりの化粧水が作れる

  基本化粧水の中にクエン酸をほんの微量、爪楊枝などにつけて入れると、弱酸性の化粧水が出来上がります。また、無水エタノールなどのアルコール分を少しプラスすると、さっぱり感がアップします。ヒアルロン酸の粉末を入れると保湿力がアップしますし、尿素を入れれば角質ケアを行うことができます。

 

精製水は500mlで100円しませんし、グリセリンは100mlで1,200円程前後で購入することができます。自分で化粧水を手作りすると、値段が安いというメリットがあります。値段が安いので、量を気にすることなく毎回使うことができます。また、手作りしていますので、成分も安全だというメリットがあります。

 

ただし、手作り化粧水は非常に腐りやすいので、必ず容器や使う道具は消毒してから作るようにし、作った後は冷蔵庫で保管するようにしましょう。敏感肌でない方は、無水エタノールを少し入れて作ると腐りにくくなります。また、手の雑菌が容器に入るリスクを回避するために、使用する容器はスプレー式あるいはプッシュ式をおすすめします。

 

一度に作る精製水の適量について

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手作り化粧水は、100mlを1週間で使い切るということが目安となります。無水エタノールなどの防腐剤成分を入れていない場合には、1週間を目安に短期間で使い切るようにしましょう。腐ったり、成分が変質した化粧水は、肌にダメージを与えてしまいますので十分に注意しましょう。

 

また、使用後に肌が赤くなったり、かゆい、ムズムズするなどの症状が現れた場合には、すぐに使用を中止するようにしましょう。手作り化粧水の使用は、あくまでも自己責任となるということを認識しておきましょう。
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